ヴィクター・ホースティンとロルフ・スノランによって、1993年に立ち上げられた「ヴィクター＆ロルフ」。一貫して前衛的なモードを追求していて、ダイナミックでキッチュなセンスは、世界的に高く評価されております。2015年にはプレタポルテから撤退し、オートクチュールに専念することが決まり、大きな話題を呼びました。現在は「ディーゼル」で知られるファッション・グループ、オンリー・ザ・ブレイブの傘下に入っております。

こちらは、そんなヴィクター＆ロルフのフレグランス・ラインから、2014年に発売されたメンズ香水です。レディス香水の「フラワー・ボム」シリーズに呼応した「スパイス・ボム」シリーズのファミリーで、2012年に発売された「スパイス・ボム」のニュー・アレンジ・エディションとなっております。日本では結構な稀少品となっておりますので、お求めはお早めに。

香りは、オリジナルのブレンドをマイナー・チェンジした、アロマティック・スパイシーの香調がベース。インテリジェントでアクティブなマスキュリニティーをほうふつとさせる、モダンなアイテムにしあげられております。
ピンクペッパー、ブラックペッパー、グレープフルーツなどが、エッジのあるハイ・エキゾチックなスパイシー・シトラスを香り立たせるトップから、
ラベンダー、シー・ソルト・アコード、エレミなどが、おだやかでおしゃれなアロマティック・フローラル・ウッディーを湧き立たせるミドルへ。
ラストはタバコ・リーブス、オークモス、アンバーなどが、ダンディーで優雅なスウィートを香らせて、大人の余裕と遊び心をたたえた、セダクティブなセンシュアリティーを引き立ててくれそうです。
プロデュースは、ディーゼルやアルマーニ、イブ・サン・ローランなどの香水ラインでも知られている「ロレアル」です。

スパイシー・シトラスのキリッとしたテイストから、ミドル以降は深みのあるスウィートへと切り替わっていく印象です。なかなか濃いめでロング・ラスティングな一品です。
ボトルやボックスは、シリーズ共通のデザイン。ボムということで手りゅう弾をイメージしたボトルがこのブランドらしいです。


●直射日光のあたるお肌に香水をつけますと、まれにかぶれたりシミになる場合がございます。
●可燃性製品は火気には十分ご注意ください。
●傷やはれもの・湿疹など、異常のある部位にはお使いにならないでください。
●フレグランス商品は、シルク・薄い布地や白または淡い色の衣服には、シミになることがありますので、直接おつけにならないでください。
●目に入ったときは、直ちに洗い流してください。


●乳幼児の手の届かないところに保管してください。
●極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。
●使用後は必ずキャップをしっかりと閉めてください。